鈴木メモ

Illustratorの練習メモとか、作ったものとかのブログです。

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Illustratorでぎっしり詰まったビスケットパターンの作り方

      2016/01/17

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Illustratorのパターンオプション(cs6~)を使って、ビスケットのような円形のモチーフをぎっしり詰めたパターンの作り方について考えてみました。
レンガブロックのような四角い積み重ねではなくて、円と円の隙間にも円がくい込んでいるような並び方です。(ドットパターンを見分けるにはの記事もどうぞ。)
モチーフが1個の時と複数の時で作り方を変えます。

ちなみに記事内のビスケットは以前描き方を記事にした簡単ビスケットです。

1モチーフの場合は「六角形」並びでつくる

ぎっしり詰めたような並びといえば、パターンオプションの「六角形」並びです。これを使うと、蜂の巣のようなハニカムパターンを簡単につくることができます。

しかしちょっと注意したいのが、この構造でドットパターンを作ろうとして正円オブジェクトをパターン化すると、右図のように縦横比が間延びしたドットパターンが出来てしまいます。
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何でかな?と考えてみたんですが、これは多分パターンオプションの「六角形」の間隔がデフォルトで『モチーフが六角形の時に』すき間なくパターン化されるように設定されているためです。
というわけで、六角形の構造の縦横比を崩さずきれいにつくるために今回は六角形のガイドを使用します。

モチーフが1個ならすぐにパターン完成

●ガイドとして正六角形を作ります。
●中に入るサイズの丸いモチーフを用意して中心揃えし、2つをまとめて選択してオブジェクト-パターン-作成。
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●タイルの種類を「六角形」にして並べ、正六角形の線の色を「無し」にします。パターンのできあがり。
正六角形のサイズ近くまでモチーフを大きくするとぎっしり詰まった感じに仕上がります。
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正六角形よりモチーフを小さくすることで隙間を広く調節できます。
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(★ガイド枠を使わない方法も:間隔数値の比率を六角形の縦横比と同じ1:1.154になるよう計算して自分で入力することでも同じものが作れます。でも毎回これを思い出すのは面倒なのでたぶん普段使わない。)

2個以上のモチーフなら「レンガ」でつくる

モチーフが色違いなど複数ある場合についても考えてみます。
この場合は「六角形」並びで作るのは面倒なので、左右に増やしたものを「レンガ」で間隔を調節した方が早いです。
この場合も正六角形を作って中にモチーフを入れてパターン化します。

モチーフを増やして、ココアビスケットが出てくるパターンを作ってみました。
○色違いの2個モチーフ。レンガ(1/4)並び。
ココアビスケットが斜めにずれるように並びます。
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「レンガ」では上下左右の隙間幅がそのままでは揃わないので、正六角形同士がぴったり合うようにタイル枠サイズを自分で調整します。
パターンオプションの左上の「パターンタイルツール」アイコンをクリックすると、タイル枠サイズを直接ドラッグで拡大縮小できるようになります。
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○普通2個とココア1個の計3個モチーフ。レンガ(1/2)並び。
時々ココアビスケットが出てきます。散らばり感が出てかわいい。
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追記:
複数のモチーフの並びを利用した、マルチカラードットパターンの作り方を別記事にまとめました。

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