第二水準漢字が入っている、普段よく使いそうな言葉
第二水準漢字は3,390文字もありますが、フォント制作に取り掛かってみたら大半が知らない漢字だったので実際に普段使われている文字はどの程度なのか探してみました。
自分の感覚でざっと選んだのであまりにも難しいものや見慣れないものは入ってません。
普段の生活で「綺麗な薔薇の蕾」とか「贅沢な苺のケーキ」「珈琲を淹れる」あたりは意識せずに使ってるのでフォントでも必要そう。
フォントによっては、かわいい系なら殺戮だの髑髏だの物騒な漢字は要らなさそう。歴史物の人名や昔の小説の難しい単語などは第二水準を完備しても埋まらないものがあるので、ジャンルによって必要な文字は違いそうです。
第二水準を珈琲のように赤字で表示しています。同じ文字でも鶯谷と鶯色のように繰り返し出てくることがあります。【食べ物】などの区分けは大雑把です。ふりがなも大雑把です。
このページに使われている第二水準は844文字でした。
調べるにあたってこちらのページも参考にさせて頂きました。
第二水準漢字と私(その2) [言葉]こちらの参考ページで挙げられている第二水準漢字を数えたら596文字でした。
第二水準の3,390文字のうち500~1,000文字もあれば普段は困らないような気がします。
後で見つけたものがあればまた記事中に追加します。
12/7追記:第一・第二水準に入ってないけど使いそうな言葉も最後に紫の字で追加しました。
第二水準探し(セットで使うもの)
【12星座】
牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座
【十二支(じゅうにし)】
子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)
【十干(じっかん)】
《音読み》甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)
《訓読み》甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)
【二十四節気】
節気、立春、啓蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬、大雪、小寒、中気、雨水、春分、穀雨、小満、夏至、大暑、処暑、秋分、霜降、小雪、冬至、大寒
【山手線】
東京、神田、秋葉原、御徒町、上野、鶯谷、日暮里、西日暮里、田端、駒込、巣鴨、大塚、池袋、目白、高田馬場、新大久保、新宿、代々木、原宿、渋谷、恵比寿、目黒、五反田、大崎、品川、田町、浜松町、新橋、有楽町
【大字(小切手などで数字の改ざんを防止するために使う)】
零、一(壱,壹)、二(弐,貮,貳)、三(参,參)、四(肆)、五(伍)、六(陸)、七(漆,質)、八(捌)、九(玖)、十(拾)、百(陌,佰)、千(阡,仟)、万(萬)
例:金壱萬圓(きんいちまんえん)
第二水準探し
【植物】
薔薇(ばら)蕾(つぼみ)芍薬(しゃくやく)櫻(さくら=桜)曼珠沙華(まんじゅしゃげ)金盞花(きんせんか)瑠璃薊(るりあざみ)楮(こうぞ/和紙の原料)椰子(やし)檜(ひのき)欅(けやき)楡の木(にれのき)クリスマスの樅の木(もみのき)棕櫚(しゅろ)芒(すすき=薄)躑躅(つつじ)柘榴(ざくろ)茱萸の木(ぐみ)榧の実(かやのみ)鏡餅の橙(だいだい)仏前に供える樒(しきみ)竹藪(たけやぶ=竹薮)棘(とげ)花びらの下の萼(がく)剪定する(せんていする)灌木(かんぼく)花卉市場(かきしじょう)歯朶植物(しだ=羊歯)
【食べ物】
味醂(みりん)胡椒(こしょう)山椒(さんしょう)生姜(しょうが)塩糀(しおこうじ=塩麹)辣韭 (らっきょう)辣油(ラー油)茴香(ういきょう/フェンネル)炒飯(チャーハン)餃子(ギョウザ)拉麺(ラーメン)藪蕎麦(やぶそば)胚芽米(はいがまい)粳米(うるちまい)糯米(もちごめ=餅米)蔬菜(そさい/野菜)鮨(すし)鮒鮓(ふなずし=鮒鮨)饂飩(うどん)麺麭(パン)蒟蒻(こんにゃく)天麩羅(てんぷら)天麸羅(てんぷら)海鮮丼(かいせんどん)筍(たけのこ)蓴菜(じゅんさい)莢豌豆(さやえんどう)牛蒡(ごぼう)蕗の薹(ふきのとう)薇(ぜんまい)艾(よもぎ=蓬/お灸のもぐさ)玉蜀黍(とうもろこし)萵苣(ちしゃ、ちさ/レタス)韭(にら=韮)菠薐草(ほうれんそう=法蓮草)藁苞納豆(わらづとなっとう)鶉の卵(うずらのたまご)紅白膾(こうはくなます)苺(いちご)檸檬(れもん)茉莉花茶(まつりかちゃ/ジャスミンティー)珈琲(コーヒー)羊羹(ようかん)餡饅(あんまん)アンパンの罌粟の実(けし=芥子)豆瓣醤(とうばんじゃん=豆板醤)青椒肉絲(チンジャオロース)小籠包(ショウロンポウ)魚翅スープ(フカヒレ=鱶鰭)子持ち鰈(こもちかれい)湯引き鱧(ゆびきはも)鮑のステーキ(あわび)鰤大根(ぶりだいこん)鰆の西京焼き(さわらのさいきょうやき)鰺のたたき(あじのたたき=鯵)鮃の刺し身(ひらめ=平目)鱚の天ぷら(きす)鱸のムニエル(すずき)身欠き鰊(みがきにしん/ニシンの干物)蜆の味噌汁(しじみのみそしる)牡蠣フライ(かき)蛯しんじょ(えびしんじょ=海老真薯)鮟鱇の肝(あんこうのきも)鼈出汁(すっぽんだし)泥鰌鍋(どじょうなべ)茹で鮹(ゆでたこ=蛸)鯏の酒蒸し(あさりのさかむし=浅蜊)鯰(なまず)
【食事】
焙煎(ばいせん)熱燗(あつかん)燻製(くんせい)団欒(だんらん)酩酊(めいてい)嗜好(しこう)健啖家(けんたんか)躾(しつけ)朝餉(あさげ)馥郁とした(ふくいくとした)お茶を淹れる(おちゃをいれる)胡麻を擂る(ごまをする)餅搗き(もちつき)賽の目切り(さいのめぎり)涎(よだれ)お食事處(おしょくじどころ=お食事処)生け簀(いけす)俎(まないた=俎板)お櫃(おひつ)薬罐(やかん)壜ビール(びんびーる=瓶)飯盒炊爨(はんごうすいさん)炙る(あぶる)茹でる(ゆでる)囓る(かじる)舐める(なめる)啜る(すする)嗜む(たしなむ)貪る(むさぼる)嗅ぐ(かぐ)火を熾す(おこす)
【道具、調度】
炬燵(こたつ)屏風(びょうぶ)絨毯(じゅうたん)絨緞(じゅうたん)琺瑯(ほうろう)壺(つぼ=壷)竹籠(たけかご)水甕(みずがめ)箒(ほうき)烟草(たばこ)鋏(はさみ)笊(ざる)金盥(かなだらい)籐椅子(とういす、藤ふじではない)檜風呂(ひのきぶろ)筵(むしろ)石燈籠(いしどうろう)上がり框(あがりかまち)廂(ひさし)甍(いらか)閨(ねや)蝙蝠傘(こうもりがさ)卓袱台(ちゃぶだい)書齋(しょさい)閂をはずす(かんぬき)橇遊び(そりあそび)襯衣(シャツ)護謨(ごむ)喇叭(ラッパ)鞦韆(ぶらんこ)
【組織、地名】
東亰(とうきょう=東京)國民(こくみん)帝國(ていこく)學校(がっこう)會社(かいしゃ)教會(きょうかい)藝大(げいだい)讀賣新聞(よみうりしんぶん)産經新聞(さんけいしんぶん)慶應大学(けいおうだいがく)獨協大学(どっきょうだいがく)雙葉学園(ふたばがくえん)成蹊学園(せいけいがくえん)野村證券(のむらしょうけん=証券)新日本製鐵(しんにほんせいてつ)大井川鐵道(おおいがわてつどう)蓼科(たてしな)茗荷谷(みょうがだに)松濤(しょうとう/渋谷区)鞆の浦(とものうら/広島にある湾)印旛沼(いんばぬま)偕楽園(かいらくえん/茨城県にある日本庭園)支笏湖(しこつこ/北海道の湖)塩竈市(しおがまし/宮城県塩釜市)勝鬨橋(かちどきばし/東京)白鬚橋(しらひげばし/東京)諫早市(いさはやし/長崎県)東京都島嶼部(とうしょぶ/天気予報で見る)城址(しろあと、じょうし=城跡)祇園・祗園(ぎおん、旁は下の棒なしが正だが一般に混同されている、偏はJISの規格による)○○總本家(そうほんけ)○○本舖(ほんぽ=本舗)○○菴(あん=庵)
【人名】
(人名用漢字は法務省の「子の名に使える漢字」も参考のこと。)
濱田(はまだ)廣田(ひろた)嶌田(しまだ)田渕(たぶち)澤田(さわだ)櫻田(さくらだ)澁沢(しぶさわ=渋沢)眞鍋(まなべ)齋藤(さいとう)齊藤(さいとう)山嵜(やまざき)渡邉(わたなべ)渡邊(わたなべ)東條(とうじょう)礒部(いそべ)槇村(まきむら)篁(たかむら)蜷川(にながわ)簗川・梁川(やながわ)葭川(よしかわ)聰(さとし、あきら)侑(ゆう)翔(しょう)諄(じゅん,あつし)脩(しゅう,おさむ)遙(はるか=遥)洸一(こういち)凉子(りょうこ)凛(りん)凜(りん)
【文学、芸術、風俗】
装幀(そうてい)付箋(ふせん)栞(しおり)戀文(こいぶみ=恋文)封緘(ふうかん)推敲(すいこう)語彙(ごい)俳諧(はいかい)比喩(ひゆ)楷書(かいしょ)偏と旁(へんとつくり)侘び寂び(わびさび)小咄(こばなし)詩の暗誦(あんしょう)諷刺(ふうし=風刺)泪(なみだ)聲(こえ)英雄譚(えいゆうたん)名人傳(めいじんでん)揮毫(きごう)寫眞機(しゃしんき=写真機)繪画(かいが=絵画)萬屋(よろずや=万屋)俥屋(くるまや)馭者(ぎょしゃ)旅籠(はたご)書肆(しょし/書店、本屋)骰子(さいころ=賽子)相撲の枡席(ますせき=升席)歌舞伎の千龝樂(せんしゅうらく=千穐楽、千秋楽)團十郎(だんじゅうろう)嗚呼(ああ)噫乎(ああ)曰く(いわく)忝い(かたじけない=辱い)
【健康】
哺乳瓶(ほにゅうびん)絆創膏(ばんそうこう)睫毛(まつげ)扁平足(へんぺいそく=偏平足)嘔吐(おうと)喀血(かっけつ)痣(あざ)麻痺(まひ)膀胱(ぼうこう)肛門(こうもん)排泄(はいせつ)厠(かわや)屁(へ)目眩(めまい)喘息(ぜんそく)痙攣(けいれん)蕁麻疹(じんましん)動悸息切れ(どうきいきぎれ)胃潰瘍(いかいよう)産褥熱(さんじょくねつ)乖離(かいり)扁桃腺(へんとうせん)水疱瘡(みずぼうそう)耳朶(じだ)脳震盪(のうしんとう)瘤(こぶ)癇癪(かんしゃく)癲癇(てんかん)瞼(まぶた)口髯(くちひげ=口髭)膵臓(すいぞう)脛(すね)アキレス腱(あきれすけん)踵を返す(きびすをかえす/踵=かかと)頸椎(けいつい=頚椎)鍼灸院(しんきゅういん)嚥下(えんげ)罹患(りかん)痰(たん)頸動脈(けいどうみゃく=頚動脈)古傷が疼く(うずく)臍の緒(へそのお)黴菌(ばいきん)鼾(いびき)瞑想(めいそう)処方箋(しょほうせん)赤ちゃんの沐浴(もくよく)御襁褓(おむつ)血漿(けっしょう/血液の成分)嚏(くしゃみ=嚔)病膏肓に入る(やまいこうこうにはいる)気力が漲る(みなぎる)鬼の霍乱(おにのかくらん/熱射病)
【気象、自然】
隕石(いんせき)彗星(すいせい)雹(ひょう)霰(あられ)霙(みぞれ)靄(もや)朧月(おぼろづき)朦朧(もうろう)蜃気楼(しんきろう)驟雨(しゅうう)黎明(れいめい)山が聳える(やまがそびえる)屹立する山々(きつりつ)三大瀑布(さんだいばくふ/滝)白色矮星(はくしょくわいせい)星が煌めく(ほしがきらめく)森に谺する(もりにこだまする)星は昴(ほしはすばる)曉(あかつき=暁)風光明媚(ふうこうめいび)静謐な(せいひつ)夜の帷(とばり=帳)豊饒な大地(ほうじょう=豊穣)凩(木枯らし)六甲颪(ろっこうおろし)颱(たいふう=颱風、台風)
【理科】
爬虫類(はちゅうるい)哺乳類(ほにゅうるい)絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)濾過(ろか)撹拌(かくはん)真鍮(しんちゅう)琥珀(こはく)瑪瑙(めのう)玻璃(はり)橄欖岩(かんらんせき/ペリドット)坩堝(るつぼ)花崗岩(かこうがん)砒素(ひそ)
【動物、虫】
鴉(からす)鵞鳥(がちょう)雉子(きじ)梟(ふくろう)鸚鵡(おうむ)駱駝(らくだ)驢馬(ろば)鼬(いたち)獺(かわうそ)鶫(つぐみ)鶸(ひわ)鶺鴒(せきれい)鵲(かささぎ)鳥の嘴(くちばし)蝗(いなご=稲子、螽)蟷螂(かまきり)蜩(ひぐらし/日暮蝉)蜘蛛(くも)翡翠(かわせみ、ひすい)蜥蜴(とかげ)蛹(さなぎ)蛆虫(うじむし)蚯蚓(みみず)虱(しらみ=蝨)孑孑(ぼうふら)蜻蛉(とんぼ、かげろう)蜉蝣(かげろう)蝮(まむし)蟒蛇(うわばみ/大蛇、大酒飲みの意)螢(ほたる=蛍)蝶の翅(ちょうのはね=羽)馬の鬣(たてがみ)蠅(はえ=蝿)孵化(ふか)ナウシカの王蟲(おうむ)鉤爪(かぎづめ)鳥の啼く声(とりのなくこえ)鳥が囀る(さえずる)虎が吼える(ほえる=吠える、咆える)馬が嘶く(いななく)蛇に咬まれる(へびにかまれる)獰猛な(どうもうな)
【戦い、歴史、ファンタジー】
罠(わな)殺戮(さつりく)瓦礫(がれき)匍匐前進(ほふくぜんしん)劔(つるぎ=剣)甲冑(かっちゅう)刹那(せつな)戦慄(せんりつ)悲愴(ひそう)慟哭(どうこく)頽廃(たいはい)廃墟(はいきょ)髑髏(どくろ)尸(しかばね=屍)囮(おとり)塵埃(じんあい)棍棒(こんぼう)手榴弾(しゅりゅうだん)炸裂(さくれつ)拮抗(きっこう)跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)闖入者(ちんにゅうしゃ)狼藉者(ろうぜきもの)掻っ攫う(かっさらう)失踪(しっそう)拉致(らち)懺悔(ざんげ)残滓(ざんし)対峙(たいじ)終焉(しゅうえん)寂寥(せきりょう)蒼穹(そうきゅう)檻(おり)薬莢(やっきょう)博奕(ばくち=博打)娑婆(しゃば)熾烈(しれつ)膠着状態(こうちゃくじょうたい)傀儡(かいらい/操り人形)生贄(いけにえ)一縷の望み(いちるののぞみ)王位を簒奪する(さんだつする)仗身(じょうしん/高位に付く護衛)猊下(げいか)霊柩車(れいきゅうしゃ/柩=棺ひつぎ)贖罪(しょくざい)磔刑(たっけい)禁錮(きんこ)匕首(あいくち)眷属(けんぞく)笞打(むちうち=鞭打)首を刎ねる(はねる)搦め手から攻める(からめでからせめる/裏門から攻める)嬲り殺す(なぶりごろす)蹂躙(じゅうりん)足枷(あしかせ)兵站(へいたん)弑逆する(しいぎゃく)投擲(とうてき)塹壕(ざんごう)軛を断つ(くびきをたつ)燃え滾る(たぎる)欺瞞(ぎまん)怨嗟(えんさ)矜持(きょうじ)夭折(ようせつ)嚆矢(こうし)殲滅(せんめつ)茫然自失(ぼうぜんじしつ)奇を衒う(きをてらう)夥しい(おびただしい)傅く(かしずく)敵を躱す(かわす)焙烙玉(ほうろくだま)弓矢の鏃(やじり=矢尻)飛翔体(ひしょうたい)余罪を糺明する(きゅうめいする=糾明する/真実を究明するとは別)飢饉(ききん)旱魃(かんばつ=干ばつ)下剋上(げこくじょう)元寇(げんこう)尊皇攘夷(そんのうじょうい)百姓一揆(ひゃくしょういっき)太刀を佩く(たちをはく)
【家族】
姑と舅(しゅうとめとしゅうと)倅(せがれ=悴、伜、忰)儂(わし)末裔(まつえい)妻を娶る(めとる)聟を取る(むこをとる=婿、壻)
【ビジネス、現代】
拇印(ぼいん)研鑽(けんさん)邁進(まいしん)忖度(そんたく)絆(きずな)僭越ながら(せんえつながら)ご指導ご鞭撻のほど(ごしどうごべんたつのほど)餞別(せんべつ)稟議書(りんぎしょ)剽窃(ひょうせつ)改竄(かいざん)冤罪(えんざい)捏造(ねつぞう)閾値を超える(しきいち、いきち)帰納と演繹(えんえき)瑕疵(かし)齟齬(そご)玉に瑕(たまにきず)婉曲(えんきょく)几帳面(きちょうめん)吝嗇(りんしょく)杞憂(きゆう)俯瞰(ふかん)範疇(はんちゅう)急遽(きゅうきょ)直截(ちょくせつ)猜疑心(さいぎしん)僥倖(ぎょうこう)邂逅(かいこう)通信の輻輳(ふくそう/ものが一か所に集中して混雑している状態)恫喝(どうかつ)詭弁(きべん)反芻(はんすう)信憑性(しんぴょうせい)喧噪(けんそう)訛(なまり)シャツの皺(しゃつのしわ)顆粒(かりゅう)撥水加工(はっすいかこう)布帛(ふはく/ニットではない布、織物)アーケードゲームの筐体(きょうたい)春爛漫(はるらんまん)義捐金(ぎえんきん=義援金)罹災証明(りさいしょうめい)
【動作、~する】
呟く(つぶやく)頷く(うなづく)唸る(うなる)呻く(うめく)喘ぐ(あえぐ)囁く(ささやく)椅子に凭れる(もたれる)揉む(もむ)滲む(にじむ)佇む(たたずむ)お腹が捩れる(よじれる)目が眩む(めがくらむ)声が嗄れる(こえがかれる=枯れる)縒り合わせる(よりあわせる)囃す(はやす)騙す(だます)睨む(にらむ)貶める(おとしめる)咎める(とがめる)拗らせる(こじらせる)縋り付く(すがりつく)枝を撓む(たわむ)蠢く(うごめく)廊下が軋む(きしむ)当て嵌る(あてはまる)水が涸れる(みずががれる)水が迸る(みずがほとばしる)彷徨う(さまよう)沁み入る(しみいる)毟る(むしる)羞恥する(しゅうち)蹲る(うずくまる=踞る)俯く(うつむく)驕り高ぶる(おごりたかぶる=奢り)標榜する(ひょうぼうする)懊悩する(おうのう)躊躇する(ちゅうちょ)顰蹙をかう(ひんしゅく)驚愕する(きょうがく)謳歌する(おうか)贔屓する(ひいき)嘲笑する(ちょうしょう)毀損する(きそん)耄碌する(もうろく)収斂する(しゅうれん/縮む、収束する)海外から招聘する(しょうへい)見縊る(みくびる)跪く(ひざまずく)手を拱く(こまぬく)立ち竦む(たちすくむ)揶揄する(やゆ)辟易する(へきえき)記憶が甦る(よみがえる)夢に魘される(うなされる)
【言い回し、慣用句】
一世を風靡する(いっせいをふうびする)禊を済ませる(みそぎをすませる)選手に檄を飛ばす(げきをとばす/誤用だが定着しつつある)錚々たる面々(そうそうたるめんめん)大鉈を振るう(おおなたをふるう)埒が明かない(らちがあかない=埓)辻褄が合わない(つじつまがあわない)情に棹さす(じょうにさおさす)忸怩たる思い(じくじたるおもい)相俟って(あいまって)碌でもない(ろくでもない)口にするのも憚られる(はばかられる)腑に落ちない(ふにおちない)人気に翳りがみえる(かげり=陰り)敵愾心を燃やす(てきがいしんをもやす)箍が緩む(たががゆるむ)痴情の縺れ(もつれ)無聊を慰める(ぶりょうをなぐさめる)啖呵を切る(たんかをきる)蛇蝎の如く嫌う(だかつのごとくきらう)憧憬の念を抱く(どうけい、しょうけいのねんをいだく)烙印を押す(らくいん)昔を彷彿とさせる(ほうふつ=髣髴)事情を斟酌する(しんしゃくする)男子三日会わざれば刮目して見よ(かつもくしてみよ)幼少の砌(ようしょうのみぎり)已むを得ず(やむをえず)綸言汗の如し(りんげんあせのごとし)吝かではない(やぶさかではない)杳として行方が知れない(ようとして)畢竟(ひっきょう、=つまるところ)万事恙無く(ばんじつつがなく)戈を収める(ほこをおさめる=矛)精神の涵養(かんよう)見做す(みなす=看做す)韋駄天走(いだてんばしり)鎬を削る(しのぎをけずる/激しく争う)青天の霹靂(せいてんのへきれき)
【形容、~な、~とした、~の】
贅沢な(ぜいたく)綺麗な(きれい)豪奢な(ごうしゃ)絢爛とした(けんらん)完璧な(かんぺき)瀟洒な(しょうしゃ)真摯な(しんし)清冽な(せいれつ)雄渾な(ゆうこん/雄大、筆跡などに)溌溂とした(はつらつ)颯爽とした(さっそう)洒落た(しゃれ)怜悧な(れいり)精悍な(せいかん)強靱な(きょうじん=強靭)別嬪な(べっぴん)飄々とした(ひょうひょうとした)老獪な(ろうかいな)凛々と(りんりんと=凜々と)緻密な(ちみつ)瑣末な(さまつ=些末)曖昧な(あいまい)不憫な(ふびん)憂鬱な(ゆううつ)貪欲な(どんよく)傲慢な(ごうまん)猥褻な(わいせつ)迂闊な(うかつ)執拗な(しつような)恣意的な(しいてき)我儘な(わがまま)剽軽な(ひょうきんな)怪訝な(けげんな)仄かな(ほのか)厖大な(ぼうだい、膨大)鄙びた(ひなびた)悄然と(しょうぜん)恍惚と(こうこつ)芒然と(ぼうぜん)渾身の(こんしん)怒濤の(どとう=怒涛)掟破りの(おきてやぶり)急拵えの(きゅうごしらえ)咄嗟の(とっさ)儚い(はかない)色褪せることのない(いろあせる)愛嬌のある(あいきょう)惨憺たる結果(さんたんたるけっか)彼の独擅場だ(どくせんじょう/独壇場どくだんじょう、誤用だが定着)
【四字熟語】
一攫千金(いっかくせんきん)紆余曲折(うよきょくせつ)疲労困憊(ひろうこんぱい)天真爛漫(てんしんらんまん)頭脳明晰(ずのうめいせき)摩訶不思議(まかふしぎ)叱咤激励(しったげきれい)画竜点睛(がりょうてんせい)玉石混淆(ぎょくせきこんこう)艱難辛苦(かんなんしんく)魑魅魍魎(ちみもうりょう)渾然一体(こんぜんいったい)切磋琢磨(せっさたくま)慇懃無礼(いんぎんぶれい)波瀾万丈(はらんばんじょう=波乱)喧々囂々(けんけんごうごう)侃々諤々(かんかんがくがく)罵詈雑言(ばりぞうごん)
【寺社、伝説、行事】
お賽銭(おさいせん)賽の河原(さいのかわら)袱紗(ふくさ)巫女(みこ)熨斗(のし)神饌(しんせん/神様へのお供えの食べ物)訃報(ふほう)阿吽(あうん)卍(まんじ)鳳凰(ほうおう)麒麟(きりん)笏(しゃく)梵字(ぼんじ)穢れ(けがれ)祟り(たたり)お祓い(おはらい)取り憑かれたような(とりつかれたような)敬虔な(けいけんな)呪詛(じゅそ)祠(ほこら)祭祀(さいし)涅槃(ねはん)貴賤(きせん)曼荼羅(まんだら)閻魔大王(えんまだいおう)獏(ばく)鵺(ぬえ)弥勒菩薩(みろくぼさつ)半跏思惟像(はんかしゆいぞう)寶船(たからぶね=宝船)壽(ことぶき=寿)富籤(とみくじ)阿闍梨餅(あじゃりもち)銅鑼(どら)祭り囃子(まつりばやし)御祭禮(ごさいれい=御祭礼/祭りの提灯に書いてある)篝火(かがりび)佛教(ぶっきょう=仏教)古刹(こさつ)参籠(さんろう)薨去(こうきょ)鯉幟(こいのぼり)金の鯱(しゃちほこ=鯱鉾)天地開闢(てんちかいびゃく)
【色の名前、和名】
橙色(だいだいいろ)臙脂色(えんじいろ)鬱金色(うこんいろ)翡翠色(ひすいいろ)駱駝色(らくだいろ)菫色(すみれいろ)琥珀色(こはくいろ)鶯色(うぐいすいろ)躑躅色(つつじいろ)縹色(はなだいろ)檜皮色(ひわだいろ)梔子色(くちなしいろ)黄檗色(きはだいろ)真赭(まそほ、ますお)
【物語、神話、題名、著名人、地名】
水滸伝(すいこでん)魏呉蜀(ぎごしょく)殷(いん/中国の王朝)楔形文字(くさびがたもじ/メソポタミア文明)遣隋使(けんずいし)蜻蛉日記(かげろうにっき)冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)箴言集(しんげんしゅう)韃靼人の踊り(だったんじんのおどり)火鼠の裘(ひねずみのかわごろも/竹取物語=皮衣)八咫烏(やたがらす)金鵄(きんし)素盞嗚命(すさのおのみこと=素戔嗚尊)伯耆の国(ほうきのくに/出雲国と因幡国の間にある)紫宸殿(ししんでん)聚楽第(じゅらくてい、じゅらくだい)伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)山縣有朋(やまがたありとも)山田耕筰(やまだこうさく)夏目漱石(なつめそうせき)親鸞(しんらん)徳川光圀(とくがわみつくに)荻生徂徠(おぎゅうそらい/儒学者)大地讃頌(だいちさんしょう、合唱曲)希臘(ギリシャ)羅甸(ラテン)埃及(エジプト)
【着物、茶道、時代物、工芸】
金襴緞子(きんらんどんす)絣(かすり)絽(ろ)綸子(りんず)衽(おくみ)襦袢(じゅばん)袂(たもと)襷掛け(たすきがけ)衣裄(いこう)裄丈(ゆきたけ)着物を誂える(あつらえる)繻子(しゅす)天鵞絨(びろうど)懐中帛紗(かいちゅうぶくさ)茶筅(ちゃせん)棗(なつめ、抹茶を入れる容器)躙口(にじりぐち)蹲踞(つくばい)緋毛氈(ひもうせん)手毬(てまり)鼈甲(べっこう)麝香(じゃこう)竜涎香(りゅうぜんこう、鯨から取れる香料)簪(かんざし)髪を梳く(かみをすく)襞スカート(ひだスカート)脚袢(きゃはん)裃(かみしも)褌(ふんどし)丁髷を結う(ちょんまげをゆう)綿入れ袢天(わたいれはんてん=半纏)草鞋(わらじ)印籠(いんろう)和同開珎(わどうかいちん)螺鈿細工(らでんざいく)篆刻(てんこく)象嵌(ぞうがん=工芸技法)釉薬(ゆうやく)膠(にかわ/日本画)鉋くず(かんなくず)筬(おさ/機織りの道具)
【土木、工業、農業、漁業など】
鏨(たがね/金属加工)牛に犂を付けて耕す(すき/人手が使うのは鋤すき)艀(はしけ/港湾などで使う荷船)艪を漕ぐ(ろをこぐ=櫓を漕ぐ/手漕ぎ舟をこぐ)魚を銛で突く(もり)澪標(みおつくし/水路の標識の杭)船の櫂(ふねのかい)拿捕(だほ、船舶を抑留する行為)灌漑工事(かんがいこうじ/水を引く)浚渫工事(しゅんせつこうじ/水底の土砂をさらう)鶴嘴(つるはし)隧道(トンネル)狭隘道路(きょうあいどうろ/狭い道路)
【例文:山月記】
『隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。/山月記/中島敦 』
ついでに:第一・第二水準に入ってないけど使いそうな言葉
数は少ないですが第二水準まで全部揃っていても書けない言葉も出てきたのでメモしておきます。
第三・第四水準・IBM拡張漢字などの区別は書いてません。咖喱のように紫の字で表示します。
髙島屋(※はしごだか)と𠮷野家(※つちよし)に行った。
森鷗外と内田百閒の文庫を買った。
髙橋さんと手塚さんと山﨑(※たちさき)さんと草彅さん
俱楽部(=倶楽部)
飛驒高山(=飛騨高山)
麴町駅(=麹町駅)
宝塚市(=宝塚市)
𩸽(ほっけ)
冴羽獠(さえばりょう/シティーハンター)
咖喱屋カレー| ハウス食品
任俠映画(=任侠)
赤字の補塡(=補填)、充塡豆腐(=充填)
杮落とし公演(こけらおとし)
蠟燭(ろうそく=蝋燭)