TTEditとOTEditの「次の文字」について
TTEdit・OTEdit for Windows・OTEdit for Macの「次の文字」の動き方のメモです。
1文字ずつ埋めていく時はもちろん、自動化ソフトで連続処理したり、マクロを自作したりするときの確認用です。
編集中の文字を「次の文字」に移動するには
[次の文字]アイコンを使う
●Windowsの場合、表示ツールバーから[次の文字]アイコンを表示させる
●Macの場合、[ツール]-[ツールバーをカスタマイズ]
キーボードショートカットで[次の文字]
●Windowsの場合、Ctrl+PageDown。
●Macの場合、ショートカットを自分で登録します。
[システム設定]-[キーボード]-[キーボードショートカット]。左側[アプリのショートカット]、プラスマークから追加。ショートカットは他と被らなければ好みでOK。今回はcommand⌘+→(キーボード矢印キー)で登録。
ついでにセットで「前の文字」をcommand(またはcmd)⌘+←で登録しておこうとするとなぜか片方が効かなくなりました。代わりにoption(またはalt)⌥+←で登録したら動きました。
その他自動化ツールなど
・自動化ソフトで[次の文字]クリックをループする
(前に書いたTTEditとOTEditの繰り返し作業を自動化する(HiMacroEx・Automator)の記事を読んで下さい。)
・見るだけのスライドショーには[ツール]-[マクロ]から「スライド表示 (VBScript)」を使う(TTEdit・OTEdit for Windowsのみ、公式の配布マクロをダウンロードして使う)
TTEditの「次の文字」の動き方
TTEditで「次の文字」で文字を送ると、文字一覧パネルの内容通りに動きます。
・文字一覧シフトJIS:重複文字は重複の数だけ(2回・3回)出現します。
例)「∵」は(シフトJIS 81E6、879A、FA5B)の3回出現します。
コピーやフィルタ処理では多重がけとなるので注意が必要です。
OTEdit for Windows/OTEdit for Macの「次の文字」の動き方
OTEditで「次の文字」で文字を送ると、文字一覧パネルの内容に関わらずCID順に動きます
・文字一覧がシフトJIS/Unicodeの時は、一見すると途中に空のグリフが開いたり、順番がめちゃくちゃに開いているように見えますが、CID順で動いているためです。ひらがなカタカナなどの連続範囲では順番通り動いているように見えることもあります。
・文字一覧CID:パネル後半に90度回転自動生成エリアがあります。
関連する記事
・TTEditとOTEditの連動している文字について
・TTEditとOTEditの繰り返し作業を自動化する(HiMacroEx・Automator)